
明治24年(1891)京都に生まれ、大正から昭和にかけて京都画壇で腕をふるった堂本印象の回顧展です。
伝統にとらわれない日本画を目指して、風景や人物、歴史、宗教など幅広い題材で作品を展開し、抽象表現にも挑戦した印象。その活躍は、神社仏閣の障壁画、工芸、デザインにまで及び、晩年は集大成となる美術館建設にも取り組みました。
本展では、今なお存在感を放つ印象芸術を展望し、多彩な表現者として歩んだ足跡をたどります。
ポイント① 堂本印象の全貌がわかる
制作時期によって全く異なる画風を展開する堂本印象。本展では、京都府立堂本印象美術館所蔵の選りすぐりの名品を一挙公開し、その全貌に迫ります。
ポイント② 絵画だけではない
多彩な才能を発揮した印象を紹介するべく、木彫や工芸品なども展覧します。
ポイント③ 特別ギャラリートークで堂本印象まるわかり
京都府立堂本印象美術館主任学芸員松尾敦子氏による特別ギャラリートークを開催。印象作品について詳しく語っていただきます。
ポイント④ 名都美術館所蔵の堂本印象作品も一部公開

昭和28年(1953) 後期展示

大正13年(1924) 後期展示

昭和2年(1927) 前期展示

大正13年(1924) 前期展示